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塾経営 偶然を大切に マーケティング本に騙されない

塾を始めたばかりのころは、大きな野望を抱いているものです。塾生150名、年収1500万円、多店舗展開!!などと。ですが、現実は上手くいきません。当初の計画は必ず頓挫するものです。これはどんな塾であってもそうだと思います。大手塾であろうが、個人塾であろうが、必ず計画の頓挫を経験すると思います。

 

計画の失敗は、新しい計画案を引っ立てるよう要求してきます。しかし、新しい計画案は即座に出てくるものではありません。失敗の原因が分からないからです。

 

計画の失敗。失敗原因が分からない。どうして良いか分からず、今に集中することが唯一の行動指針となります。計画なんて関係なく、今を突き詰めて考えることで、計画の裏側にある偶然を見いだせるのではないかと思います。

 

今になって考えると、開業したばかりのフェーズでは、計画をたてることよりも、偶然起こる様々な事象を事業運営に上手く取り入れられるかどうかということが大事だと思います。そこで今回は偶然について書いて見ようと思います。

 

真下のテナントが空いた

私たちの塾で起こった偶然の1つは、突如、塾の真下のテナントが空いたということです。この時、私たちの塾生は25名程度で、明らかにテナントを借りる余力はありませんでした。そもそも当初の計画が大幅にずれ込んでの25名。打ち手がなくなっている状況でした。打ち手のなくなった私たちにとって、真下のテナントを借りるという打ち手に縋るしかなかったのかもしれません。そして、このチャンスを生かさなければ、私たちは復活できないと思ってもいました。もちろん、テナントを借りた後の数カ月は、給料は手取り15万円を下回りました。

 

しかし、これによって充実した自習室を作ることができたり、授業環境が改善されたり、野外広告面積が増加したりと色々な恩恵を得ることができ、数カ月で投資の回収ができるほどの効果がありました。

 

優秀な講師の獲得

次に起こった偶然は、優秀な講師の獲得についてです。友人に会っていたところ、その友人の弟が早稲田出身でありながら未だに就職せずにフリーターとして働いているという情報を知りました。彼は事情あって就職をしていなかったのですが、もしふつうに就職活動していたならば大企業に余裕で入るだろう人材です。この情報をキャッチした私は、速攻で「塾で働かないか」と連絡をとりました。この時、私たちは新しい講師を雇い入れるほどの余裕はありませんでしたが、自分達の給料を削ってでも、この新講師候補を獲得しなければならないと考えました。

 

結果、彼は塾で働いてくれることとなり、塾のサービス向上に寄与し、生徒数の躍進に大きく貢献してくれました。

 

その他の偶然

その他にも色々な偶然が起こりました。物置部屋に過ぎなかったスペースが教室にできることが発覚したり、タイルカーペットがめちゃくちゃ使えたり、トイレのウォッシュレット化が自分達でできることが発覚したり、ポスターデザインを格安でできる方法を探せたり。どれも、今を一生懸命考える中で、偶然出会ったノウハウであり事象としか言いようがありません。

 

ここに記載してきたことは、どれも塾経営が大きく前進したターニングポイントです。ですが、このターニングポイントを事前に知ることは絶対にできませんでした。偶然以外の何物でもありませんから。ですが、この偶然こそが塾経営を大きく前進させたということは事実です。

 

計画と偶然。どちらが塾経営にとって大事なのか?と問われれば、開業したてのフェーズという条件があるならば、確実に「偶然」であると答えてしまいそうです。

 

開業したてならば、肩に力をいれてマーケティング本を読んでも、ほとんど役に立たないと思います。なぜなら、多くのマーケティング本は大企業を観察対象として得られた知識だからです。マーケティング本に書かれているようなプロセスを遂行できるほどのリソースを持ってはいないのです。

 

自分の頭で考えた計画に拘り過ぎず偶然を大切にしてみませんか?

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