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技術とアイディアを混同しない

技術とアイディアは似ているようで違うように思います。技術とはある種の身体的活動や素質を必要とするもので、多くの場合、ある一つの技術のみを練習する者の方が容易に優秀な技術家になれると信じられていますし、実際にその通りだと思います。

 

この技術観の具体例はスポーツです。例えば、野球とサッカーを同時に練習していては、どちらの技術も中途半端になってしまうので、どちらかに絞っていく方が得策だと考えるでしょう。

 

一方でアイディアというものは、技術とは異なります。技術のように何か1つの領域に絞ればアイディアが深まるということではありません。むしろ、ある一つのアイディアが、他のアイディアを誘発するものです。

 

このアイディア観の具体例はマーケティングです。マーケティングの効果は、スポーツのように何か一つの事を突き詰めていけば深まっていくものではありません。例えば、ガリガリ君が「コーンポタージュ味」を販売した背景を、上記の技術観をよりどころに説明することは不可能です。むしろ、アイスという領域に、他の領域をドッキングさせることはできないだろうかという発想がなければなりません。

 

よく犯してしまう間違いは、技術とアイディアを混同してしまうことです。特に、起こるのはアイディアを技術的に捉えてしまうということです。つまり、他の領域に手を出すことは、アイディアの質を弱めてしまうだろうと考えてしまうものです。

 

しかし、アイディアとは、定義的に「既存の物に、新しい何かをつけくわえる」ということなので、他の領域に手を出さないという限界を設けることはアイディアの枯渇をもたらします。

 

アイディアは新しい成長の源泉です。アイディアのない成長などありません。飲食店も、病院も、塾も、全ての成長はアイディアを源泉としているはずです。問題は、そのアイディアを形にできるかどうかということです。もしすぐに現実化できなければ、それは、現時点において優れたアイディアとは言えません。

 

そのアイディアを現実化できるかどうかは、結局、技術的な蓄積があるかどうかです。アイディアと技術は双方が巡り合った時に相当の力を発揮します。アイディアを技術的に捉えず、アイディアを技術で支援していくという考え方をもつことで、次なる成長をもたらすだろう思います。

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